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1.パソコンの構成

パソコンはパソコン本体やキーボード、マウス、プリンタなどの周辺機器のハードウェアとオペレーション・システム(OS=基本ソフト)、アプリケーション・ソフトなどのソフトウェアから構成される。

 

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(1)ハードウェア

パソコン本体の他、周辺機器であるキーボード、マウス、プリンタ、外付けハードディスクを始めスキャナー、モデム、ジョイスティックなど多くの機器で構成される。なお、上の図では内蔵しているフロッピーディスク、ハードディスク、CD−ROMなどは省略している。

本体と周辺機器を結ぶためには周辺機器固有のインターフェース(本体と周辺機器を結ぶアダプタの働きをする機器)が必ず必要となるが、キーボードやマウス、モニターなど必ず使用する機器のインターフェイスは既に本体に組み込まれていて、機器と接続する端子だけが本体についている。

その他、プリンタなどに接続するパラレルポート端子、モデムに接続するシリアルポート端子、全てのUSB対応の機器に接続できるUSB端子などもインターフェースは本体に内蔵されている。

SCSI対応の外付けハードディスクは必ず用いられる機器でないことから、インターフェイスは内蔵されておらず、拡張スロットにSCSIボード(SCSIの拡張ボート=インターフェイスボード、図のC)を差込み、そのボードにSCSI機器を接続する必要がある。

モニターについては一応のインターフェイスは内蔵されているものの、画面をきれいに高画質で見るためには更に拡張ボード(図のC)を介して多くの処理を行わせる必要があり、そのための拡張ボードが市販されている。

(2)ソフトウェア

パソコンに種々の処理をさせるためにはパソコン本体、周辺機器のみでは動かない。プログラムにあたるソフトウェアが必要となる。ソフトウェアにはOS(オペレーション・ソフト)と呼ばれる基本ソフトと個々の作業・実務を処理するアプリケーション・ソフト(応用ソフト)、周辺機器を制御・管理するデバイス・ドライバ(単にドライバともいう)などがある。

@OS(基本ソフト):Windows95、Windows98、Windows2000、WindowsXP、Linuxなどがこれにあたる。

Aアプリケーション・ソフト(応用ソフト):ワード、Excell、一太郎、花子、筆まめ、OutLook、Outlook Expressなど多くのソフトが市販されている。

Bドライバ:周辺機器をOSの管理の下で制御・管理するプログラムソフト。周辺機器固有のソフトとなるため、新しい機器を接続する際には必ず組み込み(インストール)しなければならない。但し、キーボード゙やマウスなど汎用機器はOSのインストール時に自動的にインストールされるので意識することはない。独自にスキャナーやプリンタなどを接続する際はメーカー提供のドライバを組み込まなければ動作しない。周辺機器のトラブルで最も多いのがこのドライバの組み込みが原因となっている。

(3)インストール(ソフトの組み込み)

予めパソコンにインストールされているプリインストールのパソコンは購入直後からすぐ使用できるメリットがあるが、トラブルにより全てのソフトを再インストールする場合には戸惑うことが多いのはないだろうか。

再インスートルには上図の示したOSアプリケーション・ソフトドライバの順にインストールした後、各種設定を行う手順となる(参照:再インストール

 

2.パソコンのシステム、周辺機器の情報

(1)パソコンのシステム情報

Windows98を例にすると(Windows2000やXPの場合は名称や場所がやや異なるが基本的には同じである)

「スタート」ボタン→「設定」メニュー→「コントロールパネル」メニュー→「システム」アイコンをクリックすると、システムやコンピュータに関する情報を得られる。

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(2)デバイス(機器)情報

更に、「デバイスドライバー」タブをクリックして、任意のデバイス(機器名)をクリックして反転選択し下の「プロパティ」ボタンをクリックするとその機器のプロパティ・ウィンドウが表示される。そこでデバイスが正常か否かを確認できる。

また、デバイスマネージャにて下図のように「!」や「×」マークのついているデバイスは動作不良のデバイスを表している。

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なお、「!」や「×」マークの場合は下図のように状態情報から正常に動作していないことがわかる。

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このような場合は「ドライバーの再インストール」をクリックしてドライバーをインストールし直すか、一度「!」や「×」マークのついたドライバーを選択して右クリック→削除にて削除した後、改めてインストールするかなどをして正常にインストールする必要があります。その対処方法についてはこちらを参考にしてください。

(3)システム情報の詳細

更に詳しいシステム情報は「スタートボタン」メニュー→「プログラム」メニュー→「アクセサリ」メニュー→「システムツール」メニュー→「システム情報」メニューにて得ることができる。特に搭載しているメモリやハードディスク容量などは右欄の「システム情報」をクリックすると表示される。

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(3)ハードディスクの空き容量

エクスプローラにて右欄のドライブのアイコンを選択した後、右クリックにて表示されたポップアップメニューのプロパティをクリックするとドライブのプロパティ・ウィンドウが開き、そのドライブの空き容量を確認することができる。

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3.基礎知識

(1)ファイルの形式と拡張子

基本ソフトやアプリケーションソフト、ワープロで作成した文書データなど記録はすべてファイルという形で保存されている。それ故、そのファイルがプログラム・ソフトか文書データなのか、また文書データでもワードで作成したものか一太郎で作成したものかが一目で判別できるようにルール化されている。

ファイルの形式は XXXXX.YYY であり「.」の前はファイル名で内容に従い、英字・漢字を問わず自由に名前が付けられる。「.」の後ろが拡張子と呼ばれるものでWindowsでは3文字でファイルの種類を表している。

例えば 「.doc」はワード文書、「.xls」は表計算ソフトのエクセル、「.txt」はテキスト文書、「.JAW」は一太郎文書。「.jhd」は花子

また、プログラムファイルでは「.exe」、「.dll」、「.com」、「.prg」 などがある。

これらの拡張子は場合によりエクスプローラにて表示されないことがあるが、それは「エクスプローラ」ウィンドウ→「表示」メニュー→「フォルダオプション」メニュー→「表示」タブの「詳細設定」で「登録されているファイルの拡張子は表示しない」にチェックが入っているためで、チェックをはずすと表示される。

(2)エクスプローラによるデータの整理

ワープロ文書や表計算ソフトで作成したデータはファイルという形で保存されますが、それらのデータファイルが少ない場合は問題ありません。しかし、数が多くなるとどこに保存したのか分からなくなってきます。そこで、それらのファイルを整理するのに最も多く使われるツールは「エクスプローラ」です。

エクスプローラは「スタート」−「プログラム」−「エクスプローラ」で起動します(下右図) windows2000では「アクセサリ」の中にあります。

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ファイルの整理のためにはファイルのコピー、移動、切り取りなどが必要ですが、ファイルだけでなく文字列や画像などのコピーの仕組みは上左図のとおりです。

@コピーする対象物を指定する(選択) 実際の操作はこちら

Aコピーするものを一時保存場所のクリップボードにコピーする(コピー)

Bクリップボードに保存されているものをコピー先の場所にコピーする(貼り付け)

なお、切り取り・移動はクリップボードにコピーして、コピー元にあるものを削除した後、そのままなのが切り取り。貼り付けまでおこなうのが移動。

実際の操作方法についてはこちらをご参照ください。

 

4.「しまった!」と言う前に・・

(1)データのバックアップ

プログラム・ファイルはCD−ROMなどからインストールするため、パソコンがクラッシュしてしまった場合は再びCD−ROMを用いてインストールし直せばよいが、入力したデータやパソコンで処理した結果のデータなどはそのパソコンしか保有していない。従って、それらのデータを消失しないように絶えずコピーしてバックアップをとっておくことをお薦めします。何か面倒くさいという余分な仕事に思えてこの作業を行わないユーザーが多いようですが、一度経験したら血の気が引いてしまうようなショックを受けるのは確実です。そのような経験をしないためにもまめに大切なデータファイルをコピーしておくことが必要です。

また、データはプログラム・ファイルとは切り離してまとめておくと、バックアップコピーを容易におこなうことができます。なお、バックアップのユーティリィティ・ソフトも多数市販されていますので、使い勝手のよいと思われるものを活用するとよいでしょう。

少なくともデータファイルがどのフォルダーに保存されているかを事前にチェックしておくことをお薦めします。トラブルの後でエクスプローラが使用できない状態では保存場所を特定するのは極めて困難になるからです。その意味でもデータをまとめておくとバックアップする場所は一カ所に絞られるため操作は簡単な他に、保存場所も簡単に特定できる訳です。

(2)ウィルス対策

一昔前まではコンピュータ・ウィルスは他人事のように自分のところが感染することなどあまり考えなくてもよい時代でしたが、最近はウィルスも多種多様のものが多く出ており、普通のユーザーでも感染する機会が格段と高くなっています。

そのため、自分だけでなく他人にも迷惑をかけないためにもウィルス対策ソフトを組み込み、チェックされることをお薦めします。ワクチンは万能薬ではなく個々のウィルスに対してしか効果がありません。新しいウィルスが出たらそのウィルス用のワクチンが必要となるため、ウィルス対策ソフトのメーカーのホームページから最新のワクチンをダウンロードしないと意味がありません。今では定期的に自動でダウンロードできる仕組みが組み込まれていますので、大変便利になっていますが、ここでもまめにワクチンを更新することが大切です。

 


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